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神代から古傳する神秘の武術秘法の世界 祕傳大東流合氣柔術神氣館
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●合氣
大東流の合氣とは何かと良く聞かれる。
管理人も長年、技法的にも歴史的にもその点を徹底的に探求し、その出何処も本質も理解しているつもりではあるが、現在では各系が恣意的に用いて自己本位の言葉の遣い方をしているので混乱があると考えられるのである。言葉自体は既に江戸期に現れているが、現在の合氣系武術の合氣は各系の独自の解釈があるのでそれの胡乱なまま論述しても議論にならないのである。

 

推移
何時の時期に合氣の言葉が出現し、それが大東流に如何に取り入れられたか、その時期、意味合いの変化など大体は把握している。
しかしその推移の本質は驚くべき部分があり、非常に興味深いのであるが、その解説は現時点では各系に混乱を招く危険があるので余り深い部分の解説は今までしてきたことはないのである。そもそも今の大東流の師範も「合氣」の用語が大東流の初期の段階、中期(ここで驚くべき変化が起こる)の段階でどの様な意味合いで捉えられていたかということも知らない者が多く(知っているものは皆無に無限に等しい)、下手な議論も出来にくいのである。
だからその大東流からの立場としての詳説は時を改めてなすとして(それをなす時期がくるかどうかは管理人にも分からない)、歴史的な立場で少し解説をつづけよう。

 

一般的立場
しかし大東流の立場を超えて学術的な立場から発言するならば江戸後期においては二つの意味合いがあり、一つは一刀流でいう気がぶつかった膠着状態のことである。しかしこれは合氣系柔術の立場とは言葉は同じでも逆轉した意味合いである。大東流の言葉のルー
ツとなったのは寧ろ講談本などに現れた不可思議神妙なる武術極意としての「合氣」「合氣之術」の意味合いであるだろう。
いかもしかりで現代の一般的立場としては小が大を技で制する精妙なる武術極意技術という風に捉えるべきかと思う。

 

普遍的
武術極意という立場で考えるならば、それは古流武術、新興武術に関わらず普遍的に存在するものであり、柔道、剣道、空手、全てに存在する当たり前の技術である。その深さは個人に帰する問題であるが、伝統ある、そして層の厚い武道の頂点の技は真に超絶的であ
り、その意味では大東流は層が薄く遥かに及ばない部分があるように思われる。

 

無力化
相対する敵の攻撃力を無力化する……。言葉は神秘的ではあるが、武術の立場からは当たり前の技術であり、それを目指さない武術はないし、そのメソッドを保有していない武道も凡そ存在しないだろう。
それがなければ何とも武術として成立し難いのだから。各武道、色々なメソッドがあるが、所詮手法と言葉の差異であり、目指す本質は同じであると考えられる。

 

言葉
大東流の合氣と他武道の武術極意との差異は手法の差異と単に用いる言葉が違うのみの話であり、言葉がないから他系には「合氣」がないという謂いも単に言葉がない、そして手法が違うという意味合いに過ぎないわけである。現在の合氣は合氣系柔術が特に称えだして一般的になった言葉なので、他武道はかくした言葉を殆ど使わないことは当たり前であり、言葉がないと言えばそれはないだろう。また手法が違うのだからそれがないと言えばない。
しかし武術極意としての本質は他武道の方がよほど深いものを備えていることを知らねばならない。それは層の厚さとその武術が培ってきた歴史の重みがものをいうのである。

  
  
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