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神代から古傳する神秘の武術秘法の世界 祕傳大東流合氣柔術神氣館
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大東流には武術として捉えると色々な問題があり、様々な弱点、欠伝があり、実戦を理念として長い伝統の中で醸成された超絶的な日本の本式の古柔術文化と比べると確かにもの足りない。

大東流はいわば古伝柔術の簡略ライト版、女子護身術バージョンとで言うべき内容となっている。ただそれだけに明治以降庶民が講習会的に学ぶ武術としては大変に便利であったのだろう。

ただ本質的な大東流は古流柔術の同じ様な身體極意を備えており、この部分においては優れた伝統柔術の一つの流儀として捉えるべきかと考える。但しこれは本質的な大東流であり、現伝の大東流ではない事は認識しなければならない。

しかし当会としても古典的な立場にたって、正しい大東流の優れた部分を取り上げて行きたいと思う。

 

@古典大東流は中々に格式の高い形となっており、捨て身や寝業などは表現されていない。

●検討

これは武術としての弱点として捉える事が出来るがしかし現代的な護身術、また例えば女子護身術というような観念から観ると、稽古法として適した形態であるとも考えられるのである。

A逆手術は中々に巧妙な技術が伝えられている。

●検討

勿論大東流の原典は古流柔術の中にあるが、古流柔術も逆手術を余り用いない流儀もあり、當て身中心、締め技中心、投げ技中心と言うような流儀も存在する。その様な柔術修行者が大東流の逆手術を学ぶ事は非常な価値あることと考えられる。

B形数が結構多い。

●検討

これは業数の事ではない。古流柔術はそれぞれ膨大な技法伝を伝えており、大東流が特に多いと言う事ではない(技法伝として古典柔術の方が多くの変化業を伝えている)。ただ古典的な立場にたった時はある程度の形数が窺えるのであり、優れた古典柔術伝の一つと捉える事が可能である。

C多人数捕などの柔術の奥伝技術が傳承している。

●検討

古流柔術にも勿論多人数捕りは傳承しており、高度な技術が傳承しているが、流儀の中には多人数捕りの傳承していない流儀もあり、この様な伝が大東流で伝えられた事は貴重であると考えられる。

D護身術的要素の教伝があり、古式柔術よりも現代的には学びやすい。

E技法は余り激しいものはなく、誰でも学べる。

●検討

古式柔術はどうしても激しい腰投げや捨て身などの激しい投げ技があり、かなりのレベルの受身が出来なければ稽古が出来ない。また腰の強さも必要であるが、大東流は老若男女入り易い。

F固め業には面白いものがある。

●検討

一般に長者の業と言われるケレン的な要素があると言う事であるが、これも明治以降の武術としての重要な要素であったと考えられる。

G合気上げなどの珍しい技術伝がある。

●検討

これも古い技法伝であると言えるが、古流柔術がその様な技術を全面的に傳承しているわけでなく、新たな技術で発想した事は興味深く、学ぶ価値があると考えられる。

H流儀が纏められたのは比較的新しいが、内蔵する技法自体は古い技法であり、その根元は或いは神代の時代から古伝してきた武術秘法に通脈する古伝中の古伝であると考察できる。

●考察

小手返しや肘抑えなど、手解き法、気の運用などは神代の時代から確かに行われてた武術古伝そのものである。現代武道では失われた部分が多く、依ってこそ明治以降重宝されたわけである。

I正統な古伝柔術よりもかなりライト版であり、現代人が余暇に学ぶには丁度良い形態となっている。

●検討

古伝柔術は日本が世界に誇る格闘武術文化の高峰であり、驚異の文化ではあるが、しかしそれだけにヘビーであり、現代人が学ぶにはかなりの壁があるかと思われる。

J色々大東流の弱点も述べたが、多くは一般的な意味合いの大東流、また合気系柔術の立場における技法伝の弱点であり、当会の捉える実相としての大東流とは異質であり、やはり実相としての大東流は日本伝統柔術の一流儀として尊重し、保存して行かねばならないと考える者である。

 

 

 

  
  
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